被災地訪問
07/26
今週頭、宮古市は田老町までチャリティー展で集まった義捐金を女子美術大学スタッフ数名で届けてきました。
義捐金は最終的にトータル51万1000円となりました。
参加者、協力者の皆さん本当にありがとうございました。
平成4年に女子美術大学の学生が壁画を描いた防潮堤。今回は津波を受けた壁画がどうなっているのかを見届ける意味もありました。
壁画は図部分は残っていました。
当時の壁画プロジェクトをまとめていた高屋敷さんに話を伺う事務の川上さん。
20年前に川上さんは女子美側のまとめ役として動いていたとのこと、チャリティー展の橋渡しをしてもらっています。
この壁をも津波は乗り越え、反対側は海水が落ちた勢いでえぐられていました。
市役所の窓からの風景。3,11を象徴する津波の1シーンはこの窓から撮られた風景でした。
市役所で取材を終えたテレビ局のカメラが残ったメモリーに収めたのだそうです。
頂いたパンフとその風景を比較して驚愕しました。
防潮堤から田老町をのぞむ。残った建物の基礎を除けて夏草がびっしり伸びています。
防潮堤には時折、老若男女の団体が来て見学会が行われていました。
我々も微力ながら今後は語り部としての役割も担うことになります。
宮古市副市長に義捐金を渡る洋画研究室スタッフ。右から山口副市長、大森聡先生、中村一美先生、山内隆先生。継続して支援したいと思います。