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片岡真実講演会02

片岡真実講演会のご案内です

片岡真実 森美術館 チーフ・キュレーター

この四半世紀で、世界の現代アートはどう変わったのか?

講演会開催 日時 7月18日(月・祝) 13:30~15:00
   場所 女子美術大学 相模原校舎2号館2F 224教室
※ 予約不要 無料です。当日は会場が混雑する恐れがございますので、予めご了承ください。
   主催・問い合わせ 女子美術大学 美術学科 洋画研究室

四半世紀、概ね1980年代末から世界の現代アートは劇的に変化しました。世界各地の文化圏における美術の発展が、歴史的、社会的、政治的な観点から再訪されている一方で、美術館、国際展、アートフェアなど現代アートを取り巻く環境もますます複雑化しています。さらにはパフォーマンス、参加型アートなど、コンセプチュアル・アートを基盤にした非物質的な実践とその記録や再展示などにも注目が集まっています。本講演では、世界の現代アートの現状を幅広い観点から紐解きます。 

国際的にアートの展覧会をキュレーションし、歴史と日常という絶え間なく変化し続ける 価値観の『行方と在り方』を私たちに問いかけ続けている片岡真実さん。私たちは、身近に起こっている美術のダイナミックな変貌に気づいているのだろうか。そして、10年後、20年後、日本にアーティストは存在しているのだろうか。シドニービエンナーレのアーティスティックディレクター就任が決定し、注目と期待がさらに高まっている片岡さんの講演会にぜひご参加ください。

片岡 真実 profile

1965年愛知県生まれ。森美術館チーフ・キュレーター。
(株)ニッセイ基礎研究所都市開発部にて文化・芸術プロジェクト担当研究員(1992~1997年)、オペラシティアートギャラリー・チーフキュレーター(1997~2002年)、その他多くのアートプロジェクトを担当し、2003年より森美術館にて現職。2007~09年はヘイワード・ギャラリー(ロンドン)国際キュレーター兼務。第9回光州ビエンナーレ(2012年)共同芸術監督、CIMAM(国際美術館会議)理事(2014-2016年)。ソロモンR.グッゲンハイム美術館アジア・アート・カウンシル・メンバー(2014年~)、ユーレンス現代美術センター、北京、アドバイザー(2013年~)、小田原文化財団理事(2009年~)。ニューヨーク近代美術館・近現代美術国際キュラトリアル・インスティテュート修了(2014年)。

主な企画、キュレーション。
1998年から2002年まで東京オペラシティアートギャラリー(2001年よりチーフ・キュレーター)にて、開館記念展「感覚の解放」(1999)、「宮島達男 MEGA DEATH」展(2000)、「出会い」展(2001)、「わたしの家はあなたの家、あなたの家はわたしの家」(2001、ホウ・ハンルゥ+ジェローム・サンスとの協働企画)、「「JAM:東京-ロンドン」展(2002、バービカン・アートギャラリー(ロンドン)との共同企画)、「リクリット・ティラバーニャ: untitled 2002」(2002)、「アンダー・コンストラクション:アジア美術の新世代」展(2002、国際交流基金アジアセンターとの共催。9名のキュレーターによるコラボレーション)。
2003年1月より森美術館にて、「六本木クロッシング:日本美術の新しい展望」(2004)、「小沢剛:同時に答えろYESとNO!」(2004)、「フォロー・ミー:新しい世紀の中国現代美術」(2005、共同企画)、「MAMプロジェクト」(若手支援プロジェクト)第1回~第3回(2004-2005)、「笑い展:現代アートにみる『おかしみ』の事情」(2007)、「アイ・ウェイウェイ:何に因って?」(2009)、「ネイチャー・センス展」(2010)、「会田誠展」(2012)、「リー・ミンウェイとその関係展」(2014)などを企画。
日本及びアジアの現代美術を中心に企画・執筆・講演等多数。

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