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宮古市1

第5回『東日本大震災被災者支援チャリティー展』『女子美のボロ市』(2015年7月15日,16日プレオープン
17日~20日)にご来場いただき、誠にありがとうございました。おかげさまで、期間中盛況を続け、無事に終了することができました。今回『東日本大震災被災者支援チャリティー展』『女子美のボロ市』を合わせまして368,016円の収益が集まりました。作品をご購入された方、またボロ市にご協力をいただいた皆さま、心より御礼申し上げます。集まりました義捐金を11月16日、17日に洋画研究室スタッフ6名で宮古市を訪問しお届けしましたことをご報告致します。


女子美と田老町の関係
洋画研究室では東日本大震災直後の2011年から版画研究室協力のもと、教員と大学院生でチャリティー展を毎年開催してきました。集まった義捐金は女子美術大学にご縁のある被災地在住の人、団体に現金を手渡しをするという方法を第1回目から続けてきています。岩手県宮古市田老町へは1992年に女子美術大学の学生が防潮堤の壁画を描いたというご縁があり、第1回目、第2回目のチャリティー展の際に義捐金をお届けしました。第5回目となる今回は義捐金のお届けを開始した原点の場所に戻り、東日本大震災から5年経った今、被災地がどのような状況にあるのかを知る為にもう一度田老町へ行き義捐金をお届けすることになりました。

復興に向かう田老町
訪問した宮古市役所では、1992年当時は200人の女子美の学生と教員が田老町を訪れ制作をするという大きなプロジェクトであったことや、高さ10mあった防潮堤が東日本大震災後に津波の被害を受け14mの高さの新たな防潮堤に作り変えるというお話をなどを伺いました。また実際に現在の田老町の街の様子もご案内していただき、防潮堤の工事の状況や、新たに町が作られている様子を説明していただきました。東日本大震災から5年経ちましたが、まだまだ支援を必要としている方々がいて、場所があるということを田老町へ行き再確認しました。今後も女子美術大学洋画研究室として継続的な支援ができるように活動を続けていきたいと思います。

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