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本日、チェコセンター東京の主催でアーティスト・イン・レジデンスの報告会が開催されます。
洋画専攻 教授の福士朋子先生がご登壇をされます。

アートフォーラム「チェコ・日本の交流のかたち―アーティスト・イン・レジデンス(AIR)を通した文化交流」

アーティスト・イン・レジデンス(AIR)とは、芸術作成を行うアーティストを招聘して行う、滞在型の創作活動プロジェクトのことです。AIRは世界をめぐるアーティストの創作活動の場であり、また国際文化交流においても大切な役割を果たしています。チェコ・プルゼニ市で毎年夏季に開催されている「ArtCamp」に日本からアーティストや学生を派遣するプロジェクトは今年で7年目を迎え、受講者は30名を超えました。本フォーラムでは、来年100周年を迎えるチェコと日本の豊かな交流を振り返るとともに、AIR参加者の体験を通じてプログラムの役割や意義について考えます。

アートフォーラム「チェコ・日本の交流のかたち―アーティスト・イン・レジデンス(AIR)を通した文化交流」
日時:2019年11月11日(月)18:00-20:00(17:30 開場)
会場:チェコセンター東京
    〒150-0012 東京都渋谷区広尾2-16-14 チェコ共和国大使館内
    03-3400-8129
主催:チェコセンター東京
共催:女子美術大学、遊工房アートスペース
http://tokyo.czechcentres.cz/program/more/program-air-a-artcamp-2019-v-plzni/

プログラム

1. 基調講演:「チェコ・日本との交流100年」|高嶺エヴァ(チェコセンター東京所長)
2. 報告:
・「Y-AIR チェコケースの取り組み」|辻真木子(遊工房アートスペース)
・ArtCamp参加報告
「Art Camp 2019に参加して」|アートキャンプ受講参加者(女子美術大学、東京芸術大学)
「Art Camp 2019講師として参加して」|福士朋子(女子美術大学教授、美術家)
「Art Campでの経験、その後」|小熊隆博(Art Camp2016受講者、ギャラリーものかたり主宰)
3.フィードバックおよびQ&A
アーティスト・イン・レジデンス(AIR|Artist in Residence)
アーティストの滞在型創作活動、またその活動を支援する制度。 アーティストが国境や文化の違いを越え、非日常の空間に身を置き、異なる文化や歴史の中での暮らしや、現地の人々との交流を通して、刺激やアイディア、インスピレーションを得、新たな創作の糧としていく活動を指す。

ArtCamp 
https://fdu.zcu.cz/en/415-artcamp-about
チェコ共和国プルゼニ市の西ボヘミア大学デザイン・芸術学部(https://fdu.zcu.cz/en/)で毎年夏季に開催されており、チェコのみならず世界各国からアーティストや受講生が集まる国際的なサマースクール。

Y-AIR(AIR for Young)
AIRと美術系大学が連携し若手アーティストの滞 在制作体験機会を提供するもので、芸術家を目指す若手美大生の、 職業として、社会人として、また、生活者としてのアーティストになる 為の貴重な体験プログラム。 個々のAIRと美術大学間の 共同による実践を通し、国際間の交換プログラムへの拡大、継続性 ある仕組みの構築を目指す。
遊工房アートスペースが提唱して始まったこのプロジェクトは、将来、自立したアーティストとして創作活動を継続するためのキャリア形成の場となるAIRへの認識を高め、また、国際文化交流の場を支えるキュレーター、アーツマネージャーとして活躍できる可能性を示すことを目的とし、これまで各国のAIR、文化機関、美術大学の指導教員とが連携しながら相互派遣、交流を行ってきた。

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