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美術学科生公募企画 選考結果発表

2011年7月末日 ~ 2011年10月21日 |金| の間、募集いたしました美術学科生公募企画にたくさんのご応募ありがとうございました。
厳正なる審査のもと以下のように決定いたしましたのでご紹介いたします。

2011年7月末日 ~ 2011年10月21日 |金| の間、募集いたしました美術学科生公募企画にたくさんのご応募ありがとうございました。
厳正なる審査のもと以下のように決定いたしましたのでご紹介いたします。

開催期間は、
第1期:2012年2月 6日(月)~11日(土)※火曜を除く

第2期:2012年2月13日(月)~18日(土)※火曜を除く 以上、2会期

詳細は後日こちらで発表・告知させて頂きます。

イメージ画像

第1期「佐藤沙世子さん×松坂紀美代さん×森口美樹さん」(洋画専攻3年)

第2期「古井彩夏さん×帆足枝里子さん」(立体芸術研究領域)

[審査総評]

 銀座ギャラリー女子美(以下GGJ)学生公募審査には、総数8組(学部3年−5組15名、大学院1年−3組4名)の応募がありました。
まず2組をどのように選抜するかを5名の審査員で討議した結果、3年生から1組、大学院生から1組を選ぶという結論に達しました。
当然大学院生の方が作品の力量は上回っていましたが、3年生から5組もの応募があったという熱意を買い、“作品を外で発表する”という
意識を美術学科の3年生全体が高めてくれるよう期待を込めての判断です。

 大学院生の方は、満場一致で立体芸術研究領域の「古井彩夏さん×帆足枝里子さん」に決定しました。
作品に内在する二人の圧倒的なエネルギーがファイルを通しても強く感じ取ることができたからです。
一方、3年生の選抜は難航しました。数回の投票を経てのち、最終的に洋画専攻の「佐藤沙世子さん×松坂紀美代さん×森口美樹さん」に
決まりました。グループ展のコンセプトが提出資料から明確に伝わってきたことが強みだったといえるでしょう。

 審査に当たって、それぞれの作品の力量をファイルから読み取ったことは言うまでもありませんが、作品のレイアウトに関して
どれくらい思考を重ねたかという点にも重点を置きました。単に作品の羅列に終わるのではなく、それぞれの作品が発するものが、
あるひとつの方向性を持ってGGJの空間を満たすことが出来るのか。3年生の審査では、特にこの点がしっかりとイメージ出来ているかが
キーワードとなったと言えます。また、皆一様にファイルの作り方が上手くなってきたは特筆すべきことです。

 GGJが現役の学生のみを対象にした企画展を行うのは今回が初めての試みです。選ばれた2組5名の学生さんたちは、このチャンスを
足がかりにして大いに飛躍して下さい。また、この企画展が女子美生のよい刺激となることを願ってやみません。
末筆ながら、審査員を務めて下さいました大森 悟先生、平戸貢児先生、宮城 真先生、山内 隆先生のご協力に心より感謝申し上げます。

洋画専攻 版画
准教授 清水美三子

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