鴫 剛 新作展|CONTEXT-日本列島|ガレリア・グラフィカ
01/07
2009年まで洋画研究室で教鞭をとられていた鴫先生の個展の案内です。
CONTEXT-日本列島
鴫 剛新作展 (油彩・鉛筆)
2014年1月14日(火)-25日(土)
11:00-19:00 日曜休廊 (1階のみ17:00まで)
ガレリア・グラフィカ
GALLERIA GRAFICA TOKIO
〒104-0061
東京都中央区銀座6-13-4 銀座S2ビル2階
TEL: 03-5550-1335
FAX: 03-5550-1336
E-mail: info@galleriagrafica.com
11:00-19:00 日曜・祭日休廊
鴫 剛新作展 (油彩・鉛筆)
『CONTEXT-日本列島』 1974⇒2014 経験したことのない大雨、極端気象、浸水域撤退ルール、隠蔽放射能、甲状腺・染色体自治体検査、自己攻撃型自己免疫、暴露情報保存PC強制破壊、地政学的無神経、特定秘密保護法案、防空識別圏、自助努力延命拒否、償却切れ老人、漂流認知症高齢者、終活抹消仕事人、限界集落、限定正社員、孤立無業、解雇特区、食品誤表示、お見合い回転寿司、妄想彼氏妄想彼女、サクラサイト商法、インターネット「なりすまし」、土下座倍返し、深層崩壊、背面空洞、インフラ老朽化危機、成長の死角、止まらぬ原発汚染水、文明災害、MEGA QUAKE, etc 。。。。。 以上は最近におけるテレビ・新聞等のニュース及びドキュメンタリーから日本に関する標題を随意抜粋羅列した概要である。その内容の刺激・衝撃は絵を描く私の羅針盤も狂わせる。一体全体どう言う時代になって行くのだろう。 今から40年程前、私は日本の高度経済成長がもたらした都市化の波とその象徴としての「団地」や「マーケット」等「日常」を作品の主題の中に取り入れていたのだが、当時の時代背景と今日の状況は連鎖して変わらない文脈の中にあると感じている。私は狂いがちな羅針盤の針がまだ“希望”を指し示すことを祈って眼前の光景を描いている。