ダムタイプ:パフォーマンス《S/N》記録映像上映&トーク
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ダムタイプ:パフォーマンス《S/N》記録映像上映&トーク
日時:2016年10月7日(金) 16:40〜(16:10開場)
会場:女子美術大学相模原校舎 10号館1階 1011スタジオ
ゲスト ブブ・ド・ラ・マドレーヌ
聞き手 溝口彰子
*『S/N』上映会約90分ののち、休憩を挟んでトークと質疑応答
*上映中はご入場いただけませんのでご注意ください
*学内者向けのイベントとなります
『S/N』は、京都を拠点とするアーティスト・グループ「ダムタイプ」が1990年代前半に展開したプロジェクトです。
1992年、中心メンバーのひとりであった古橋悌二がHIV陽性者そしてゲイであることをカムアウトしたことを機に始まった同プロジェクトは、セミナーショー、パフォーマンス、インスタレーション、本やCD制作へと展開。セクシュアリティやアイデンティティ、個人と社会、愛と性、生と死などにダイレクトに言及し、波紋を投げかけました。
パフォーマンス『S/N』はダムタイプのメンバーでもある高谷史郎の編集により映像化されました。今回はこの映像版を上映するとともに、出演者のひとり、ブブ・ド・ラ・マドレーヌ氏のトークも行います。
ブブ・ド・ラ・マドレーヌ
1961年大阪生まれ。アーティスト。時々ドラァグクイーン。90年代より国内外でパフォーマンスや映像、テキスト、ドローイング作品等を制作。dumb typeのパフォーマンス《S/N》(1994-96)に出演。同時にHIV/エイズと共に生きる人やセックスワーカーの健康や人権についての市民運動に携わる。1993年から2006年頃までセックスワークに従事。
溝口彰子
大学卒業後、ファッション、アート(スパイラル/ワコールアートセンター)の仕事をへて、アメリカNY州ロチェスター大学にてビジュアル&カルチュラル・スタディーズ博士号取得。
著書に『BL進化論 ボーイズラブが社会を動かす』(2015、太田出版)。美術展カタログ解説「フェリックス・ゴンザレス=トレス」『ラヴズ・ボディ:生と性を巡る表現』展(2010)ほか、執筆多数。
主催:女子美術大学大学院美術研究科美術専攻洋画研究領域