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 6月17日金曜日、鴻池朋子さんの講演会が行われました。この講演会はJIP(女子美院生プロジェクト)
が画したもので、大学院生の有志がアーティストの選出、企画、広報を行いました。

 今回の講演会は、アーティストの鴻池朋子さんに女子美生のあらゆる疑問をぶつけてみようと考え、
まず学内で鴻池さんへの疑問、質問を募集しました。

 そしてJIPが質問の意図を探りながら構成したものを、会場で鴻池さんに投げかけていく試みを行い、
会場にいる学生からも随時質問してもらうディスカッション形式をとりました。
JIPのメンバーである学生2人が司会を務め、東京オペラシティアートギャラリーでの展覧会やその制作
風景の映像を流しながら、鴻池さんの過去・現在・未来という流れでお話を伺いました。

 芸大での学生時代のことに始まり、玩具デザイナーからアーティストになったきっかけについて、
今現在の鴻池さんの制作に対する姿勢や女性アーティストである自身について、東日本大震災とそれを
ふまえた今後の展望など、内容は多岐にわたり、鴻池朋子さんというアーティストについてより深く
知る事が出来ました。
そのことで学生自身も自らが置かれている様々な問題に気付き、改めて考える機会を頂けました。

講演会中は学生から積極的に質問が寄せられ、それに対し鴻池さんは真摯に答えて下さり、意見の
飛び交う活発な講演会になりました。
講演会終了後も13号館テラスに場所を移し、熱心な学生達からの質問に、時間がギリギリになるまで
応えてくださいました。
多くの学生が鴻池さんから大変良い刺激を受けることができました。
 鴻池朋子さん、素敵な講演会を本当にありがとうございました!

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