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中国の上海にあるアートエリア、M50で女子美術大学がギャラリーを開設しました。
現在、第3回目となる女子美卒の若手作家展覧会「遺されたもの」が開催中です。

「遺されたもの」
参加作家:市川陽子/高尾奈津子/國盛麻衣佳/鶴見幸代/西田知代/宮本華子

【クリックして画像拡大】

今回はその搬入展示作業を行ってきました。 
そして出品者の一人、宮本華子さんも現地にて作品設置作業をしつつ、現地の方や訪れた方を巻き込んでの
パフォーマンス作品を現地制作していました。
またオープニングにはたくさんの現地の方や世界中からの観光客、アート関係者の方々もお越しくださり、盛況となりました。

上海の「 M50 」には海外からも数多くのギャラリーが集まり、上海で現代アートに触れるならココしかない!と言われている地域です。

ギャラリーには洋画の卒業生である長沢郁美さんが現地スタッフとして強力に展覧会をサポートしてくれています。
自身もアーティストとして活躍している長沢郁美さんにもお声かけしてください。
現地でしか聞けない情報もあるかもしれません。
連休で上海を訪れる方は是非、Joshibi Art Galleryにも足をお運び下さい。

『遺されたもの』

これは幻影なのか。私たちの目のまえに広がる景色や出来事に対してそんなふうに感じることがある。むしろ本来はそう思いながらどのように他者に確認してよいか分からず、あるいはその繰り返しで面倒になってしまい放り出している「私の目に映る世界」を平凡な日常の光景にしてしまうことの方が多いくらいかもしれない。
 しかしこのある意味見捨てている日常は、あまりに普通の景色だからという理由からではなくて、表層を見て終わろうとする自己防衛的共存方法のようなものだ。つまり、差異の一己化、内面化によって幻影の火を鎮静化することで、私たちはなんとか共存しているのである。
 ところがその火とその向こう側を奇妙な冷静さで眺める者がいる。発火エネルギーとなる粘着質な関係性の中にあって、冷静に双方を見る視点や感覚は、あえて象牙の塔のアーティストであることを恐れない異常さを孕んでいる。
 今回紹介する若手作家6人がまさにそのようなアーティストだ。それぞれの作家は、制作のための取材を通して記憶と創造のあいだ(間)を往来し、一般社会や歴史に触れているにもかかわらず、どこか孤高なところに立っているような気がする。
 今回の展示会場内であなたが気付くであろう急激に浸透し幻影を浮かび上がらせる作品。そしてそのメッセージを伝えようとする純粋で誠実である彼女たちの姿勢に接することになるだろう。
 
会場を去るとき、きっと以前より少しだけ「私の目に映る世界」を信じられるのではないだろうか。

女子美術大学 芸術学部 美術学科 洋画専攻 准教授 大森悟 



Joshibi Art Gallery
中国上海市莫干山路50号22号楼102室 
郵便番号200060
Room 102, Building 22, No.50 Moganshan Rd. Shanghai, 200060, China

TEL: (+86) 62769100

Open: 11:00~17:00  (closed on Monday)

MAIL: joshibi.art.gallery@gmail.com
URL:http://joshibi-art-gallery.jp/
facebook: https://www.facebook.com/JoshibiArtGallery



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